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カクテルの王様といえば、やっぱりドライ・マティーニでしょう。 レシピと作り方はとってもシンプル。 ドライ・ジン 5/6 ドライ・ベルモット 1/6 以上を、氷を入れたミキシング・グラスに入れステア。カクテル・グラスに注いでオリーブを飾り、仕上げにレモン・ピールを吹き付ける。昔のレシピだと、ジンとベルモットの割合が3:1位の割合でしたが、時代が経つにつれ、段々と辛口のレシピが好まれる様になって来ました。その内にベルモットは1滴だけ、等というエキストラ・ドライ・マティーニ等という物も出て来ましたが、カクテルとしてのレシピとしましては、上記のレシピが限界かと思われます。 レシピや作り方がシンプルなので、世界中に様々なマティーニが存在し、その数は200以上とも云われております。その全てを書いていたら、私は書いているだけで二日酔いになることは間違いなし。興味の有るお人は勝手に調べて見て下さい。因みに、私も何種かのマイ・マティーニレシピを持っています。 私が初めてマティーニを飲んでみたのは、まだ駆け出しのバーマンの頃です。カクテル・ブックを見ながら不器用な手捌きで作ってみました。レシピ通り作って飲んでみましたが、とても不味い!!あの不味いマティーニの味だけは今でも忘れられません。何度作っても不味い!「なんでこんな不味い物がカクテルの王様なんだ?」悩んだ末とあるバーに行き、ドライ・マティーニを注文。出て来た物は今思うとかなり水っぽい代物でしたが、私の作った物より美味しかった。そこのマスターに作り方を教えて貰いました。「ジン、ベルモット、グラスは冷やしておかないとダメだよ」なるほど、私は言われた物全てを常温で使用しておりました。ましてやスプーンも碌に回せない駆け出しが作るのですから上手く行くはずありません。 翌日、ジンを冷凍庫にベルモットを冷蔵庫にセットしてキンキンに冷やしました、勿論グラスもです。出来上がったドライ・マティーニは前日の物と比べたら別物になっていました。まあまあ飲める代物です。しかし、お金を頂く代物ではありません。結局50杯以上の出来損ないを試飲して、なんとか自己満足?出来るドライ・マティーニが出来上がりました。 |